どうもです。
新型コロナウイルスSARS-COV-2によるCOVID-19、まだまだ実態掴めないことも多く、
治療薬もワクチンもない状態で、
非常事態宣言も延長されてしまって、
今の自粛風潮の影響はまだまだ続きそうだなという日々ですね。
思考も行動もシフトチェンジする時ですよね。
さて、
自分は名古屋に生まれ、名古屋に育ち、名古屋でストリートダンスを始めました。
別に名古屋という土地に拘っていたわけではなく、
むしろ、高校時代なんていつ名古屋を出るか?ということを考えていたりもしました。
だけど、
結果的に名古屋の大学に進学することになって、
そこでストリートダンスに出逢って、想像以上にどっぷりハマって、
結局就職先も名古屋になって、
社会人続けながらここまでダンスを続けています。
(daft:masahiro, UC)
もちろん良いこと悪いこと色んなことがありましたし、
ステキな場面にも、嫌な場面にも散々遭遇してきましたが、
すべてひっくるめて、名古屋で過ごしてきて良かったなと思っています。
(まぁそれは結果論であって、
自分の場合は名古屋シーンで活動するパターンしか知らないわけなので、
他と比較して…というわけではないですが。)
とにかく、自分は名古屋のシーンや、そこで出逢ってきた人たちが好きです。
沢山の先輩方、大先輩方とも交流させていただきました。
どんなカルチャーであれ、カルチャーを語る上で、先人は欠かせません。
0を1にした人、
1を10にした人がいたからこそ、
10を”100“にしたり、10を”01“にしたり、10を”IO“にしたり色んなカタチで発展することが出来るようになるのかなと思います。
(花井さんの基礎と基本の話にも通じますね!)
要ははじめにカタチを作ってくれたからこそ、“型破り”が出来るという話にも通じますね。
(破るカタチがなければただの“形無し=滅茶苦茶“)
よく聞く話だとは思いますが、その通りだなぁと思っています。
とにかく、時間や時代が流れていく以上、より良いもの・適したものへと進化・変化していくものだと思うし、
そうやって変化・発展していく中で色んな楽しみ方か出来る様になるのも、
その時代その時代で最前線の人たちが切り開き続けてくれたからだと思います。
だから、その時代を生きる当事者にはその気がなくとも後ろを振り返れば歴史になっていたということで、
歴史とは逆に当時の最先端の感覚が詰まったものだと思っています。
だからこそ、この言葉が2500年以上経っても受け継がれているのだと思います。
【温故知新】
広辞苑にはこう記されています。
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[論語為政「故ふるきを温たずね新しきを知る、以て師と為なる可し」](古い事柄も新しい物事もよく知っていて初めて人の師となるにふさわしい意)
昔の物事を研究し吟味して、そこから新しい知識や見解を得ること。ふるきをたずねて新しきを知る。
(広辞苑より引用)
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新しき道を行きたい時、切り拓きたい時、
いったいその道がどこから来たのか?
それを知らずして、自分がどこへ向かうかのは分からないのではないかと思う時があります。
話が大きくなりすぎましたが、
単純に自分がこの名古屋のストリートダンスシーンに身を置く中で、
名古屋のストリートダンスシーンがどう生まれ、どんな道を辿ってきたのか?
そこに興味が湧きました。
世界的カルチャーであるHIPHOPや、ストリートダンス、
日本なら東京を中心としたHIPHOPカルチャーやストリートダンスカルチャーの歴史は今の時代ならネット上に結構転がっていたりします。
ググればいいんです。便利な時代です。
だけど、
より限定的で、世界から見ればちっぽけな【名古屋のストリートダンスシーン黎明期】
については、ほとんど記録が残っていません。
いくらググってみてもあまり出てきません。
なぜなら、ストリートダンスシーン黎明期は、まだまだ『口伝』の時代だったから。
だから、
ギリギリ黎明期の大先輩方とも交流があり、
今の現役世代とも交流があり、
かつ、KIDSを含めこれからの未来世代にも期待を寄せられる、
中間世代の自分がまとめてみようかなと思いました。
別に知らないといけないわけじゃない、
知ったところでダンスが上手くなるわけじゃない。
まとめてほしいと頼まれたわけでもなければ、
まとめることに何のメリットがあるのかも分からない笑
ただ、単純に自分がそういう話が好きで、
色々聞くうちにまとめてみたいなと思っただけです。
ただ、もしかしたら、
アンテナや感覚が高い人(近い人?)には、僕なりに感じている【温故知新】の感覚を分かってもらえるかもしれないし、
自分たちが次に進んでいく上で何かのヒントになるかもしれない。
あと難しく考えずに、単純に「へ〜そんな風だったんだ〜。」「そんなことあったんだー。」「あの人すごい人だったんだー。」「懐かしい話だね〜」
なんて、
娯楽にしてもらっても嬉しいです。
マイペースにnoteに記していくので、是非見てみてください。
【補足】
自分が交流してきた先輩方はみんな魅力的で大好きな人たちばかりでした◎
ただ、その魅力を伝えようとひとつひとつ小さなエピソードを掘り下げすぎると、
膨大な量になるし、文章だけじゃ伝わりきらない。
踊りもヒトもナマモノですから。
だからこそ、
今回はなるべく『史実』に基づいて、
年単位でざっくりとまとめてみます。
僕が取材出来る人も限られているので、
どうしてもHIPHOP/HOUSEなどのいわゆる“NEW SKOOL”シーンが中心にはなりますが、
楽しんでいただければと思います。
ではでは。